頭皮のにおい

頭皮のにおいのもとは汗と皮脂が混ざって時間がたって酸化した匂いや肌の皮脂を栄養にしている常在菌(マラセチア菌)が排出した脂肪酸の匂いなどです。

頭皮は体のなかでも皮脂の分泌が多く匂いが発生しやすい部分といわれています。
頭皮には分泌されている皮脂やフケが存在します。頭部に棲みついているマラセチア菌がそれらを餌にして食べています。この皮脂が細菌に分解されるときに臭いが発生します。かといって、細菌をなくすことはまず不可能で。常在菌といって、生きていれば頭皮に限らず全身をくまなく覆っている細菌でなくす事は出来ません、また皮脂も、適正量ですと肌の保護膜なので肌の働きに欠かせないものです。
  
対策
シャンプーの仕方
1. プレシャワーリング予洗い)少し高めの温度で、髪にシャワーを2~3分当てます。汚れの7割は落ちてしまいます。
2.スカルプマッサージ(ほん洗い)シャンプー剤を手に取り馴染ませながら、髪に付けます。そして、泡が十分に立つまでマッサージしながら洗います。
爪は立てずに指の腹で洗うのがポイントです。また、整髪料を使用した時には2度洗いします。
3.アフターシャワーリング(後流し)
3分以上はシャワーでシャンプー剤を十分に流します。頭皮用のセラトリートメントを使用し軽くマッサージをした後髪の状態に合わせて流します。 
(医薬部外品のセラ以外の髪用リンスやトリートメントは髪にのみ付け、頭皮には付かないよう気をつけます) 

シャンプーのポイント
正しい洗髪のポイントは、良く流すこと、頭皮をゴシゴシ洗い過ぎないことです。頭皮をスッキリさせようと、爪を立てたり強くこすってしまったりする と、頭皮の表面にある角質層が剥がれ落ち、結果として皮脂の過剰分泌に繋がってしまいます。また、十分に流さないとシャンプー剤が髪や頭皮に残り、これもまたにおいの原因となってしまいます。

地肌トラブル(フケ、かゆみ、乾燥、べたつきなど)を抱える地肌は、そうではない健康的な地肌と比べて、1本1本の毛が細くなりがちです。また、地肌トラブルがさらに進行すると、抜け毛につながるというデータもあります。こうしたことが原因の細毛や薄毛に対しては、地肌トラブルの原因に働きか ける医薬部外品のセラシャンプーやトリートメントセラローションなどを使って、健やかな地肌環境を保つことが大切です。 地肌は、髪が生み出され成長が始まる土壌。健やかな頭皮から丈夫な髪が育ち。地肌をいたわるお 手入れは、美しく健やかな髪を育む大切な一歩です。